カミデタカシの表現、プロフィール

ここでは、私、カミデタカシの表現スタイルについて、プロフィール紹介のような意味も込めて綴っていきます。

 BIO

6歳よりクラシックピアノを始める。

学生時代にJazzピアノを始め、その後本格的に学ぶために渡米。奨学金を得て、ピアノをBilly Taylar、音楽理論をTed Dubarに学ぶ。

ジャズピアニストとして活動を開始。同時期にアコーディオンと出会う。この楽器に未知の可能性を感じ研究を始める。

日本を代表するアコーディオン技術者の安田茂氏から世界に数台しか存在しないというアコーディオンを譲り受ける(現在演奏できる状態のものはこの一台だけ)。この楽器を演奏するために鍵盤アコーディオンからボタンアコーディオンに転向。

フリーベース・アコーディオン(クイント式とクロマティック式)を独学で習得。

2008年、スイスの写真家、ダニエル・ボトラズと音楽と写真の個展を開催。ジュネーブと日本の間で交流を深める。

NHK番組や第一興商の依頼で音楽制作を行う。半野喜弘の映画音楽制作に参加。

2010年、2011年、2年連続でアメリカのMEDIA最大イベント、SXSWにソロアコーディオンで出場。通常は行われることのない異例のアンコール演奏後、スタンディングオベーションが鳴り止まず、その音楽性を高く評価された。

2012年、カナディアン・ミュージックフェスティバルに出場。

2013年、アコーディナとシンセサイザー、及びコンピューター音源を使っての楽曲制作を開始する。ミックス、マスタリングなどをすべて完結して制作できるように、プライベートスタジオを設置。

2015年よりプライベートスタジオにて制作した楽曲をiTunes、Amazon、Spotify等で配信。

2018年、MusicFreaksを設立。音楽制作、素材の販売を開始する。KORG Gadget を使った作曲コンテスト「Gadget Sonic 2018」にて最優秀賞を獲得。

2019年、YouTubeチャンネル「KAMIDE’s MusicFreaks」の運営を開始。

2020年、公益財団法人日本音楽教育文化振興会が主催する作曲コンテスト、Sound Creator of The Year ファイナリストに選出される。自身のWebサイト、musicfreaks.jpにて楽曲提供を開始する。

尚、質問、各種メディアの取材の依頼などは「お問い合わせ」よりお願いいたします。

 楽器

世の中にはたくさんの音楽家がいて、表現者として自分の音楽を追究しています。そして心に描いたものを具現化するためのツールとしています。

どういう楽器で表現するかによって音楽の装いも違ってきます。楽器というフィルターを通すことによって、生まれてくる音楽の姿もまた違ってくるのです。表現者の本質は同じであっても、生まれてくる作品の姿形は違がってくるということです。

表現者が何かを伝えるためにどの楽器を選択するかということは、ある意味重要な部分でもあります。

ピアノ

人々にとって一番身近な存在の楽器がピアノではないでしょうか。

一般的な音楽が聴ける国に住んでいる人たちで、「ピアノを見たことがない」という人はまずいないでしょう。それほど我々の生活の中に、ピアノは深く自然に溶け込んでいます。たとえばヴァイオリンは知っていても、間近で本物を見る機会は少ないものです。

ピアノはその音が自体が日常生活の中に溶け込んでいます。

映画やドラマで頻繁に耳にするのもそういった理由からと思われます。

我々の日常の景色にピアノは溶け込んでいます。そして私も物心ついたときには、もうすでにこの楽器と共に暮らし始めて、今では身体の一部のようになっています。

誰かが作った「音楽」という物語を読むときも、自分の「音楽」という物語を紡ぎ出すときも、常にピアノがそばにあります。

MusicFreaksではピアノがメインのサイトと言っても良いでしょう。ピアノで綴った物語をアナタとたくさん共有出来たらと思っています。

アコーディオン

アコーディオンは一般的に知られているようで、実はあまり知られていない楽器です。

左側に並んでいるボタンを初めて見た方は、これがいったいどういう構造になっているのか、皆目見当がつきません。また右手は鍵盤のものもあれば、ボタンのものもある。ボタンの場合、その配列も国によって違う、等々、演奏家自身もすべてのアコーディオンに精通しているわけではありません。

しかしたったひとつ、共通していることがあります。

それは、この楽器が空気を送り込むことによって内部のリードを振動させて音を鳴らす楽器である事。この構造は日本の楽器、「笙」も同じです。

構造は違いますが空気を振動させるというところでは、大きな教会にあるパイプオルガンもそうです。そこから、リードを空気でならすことによって軽量化したのがリードオルガンです。そしてさらに軽量化したのがアコーディオンです。

アコーディオンはこの空気を奏者自身が微妙に腕でコントロールします。そのことによって、より表現者の感情がストレートに伝えることが出来ます。ある意味、演奏者の感情が「むきだし」になる楽器ともいえます。

私はこの楽器を大人になってから始めました。すべて独学です。

そして自分の感情に寄り添ってくれるこの楽器を心の友とし数十年たちました。乱れた心を整えてくれる「瞑想」の役割も果たしてくれます。

しかし、あまりにも心と直結しているために、ある時から自分の為だけにしか演奏しなくなった時期もありました。しかし、そういった期間を経て深く見つめ直すことで、自分を誇示することなくこの楽器が語りかけるものを素直に出せるようになりました。

MusicFreaksで音楽を提供する中で、この楽器の素晴らしさをお伝えできればと思っています。

アコーディナ

アコーディナという楽器の存在を知っている人はほんとうに少ないです。

ボタンアコーディオンの右側を切り取って、息を直接送り込んで演奏できるようにしたものです。そうすることによって、人の声に近づくことが出来、より感情の表現が豊かになるからです。

哀しみを押さえた心の表情から感情の爆発まで、表現の幅広さがこの楽器の特徴です。

鍵盤ハーモニカと比較した場合、鍵盤ハーモニカのほうが音が均一化していて、和音で演奏するときなどは使いやすいです。しかし細かな音のニュアンスはアコーディナのほうが幅広く表現できます。倍音が多く含まれるために音の色彩が豊かなのです。

これは単純に、鍵盤ハーモニカは庶民が音楽を愉しむために作られた楽器であるのに対して、アコーディナは演奏家が演奏するために作られた楽器であるからともいえます。

しかし最近では、鍵盤ハーモニカも演奏者向けのものが作られるようになりました。どちらが優れているという問題ではなく、どちらを使って表現するかという事が重要です。それによって自分の中にあるものを具現する道具として遣いやすいものが、自分にとって最適なものだというだけでしょう。

コンピュータと音源

10代の頃からシンセサイザーを始めました。知り合いの楽器屋のお兄さんからヴィンテージのシンセを格安で譲って貰いました。そこから生まれる摩訶不思議な世界に魅了されました。今では何台か所有しているハードウェアシンセも私の宝物です。

そして、コンピュータで音楽が作れるようになって、最近では壮大なオーケストラまで再現できるようになりました。実際、ハリウッド映画などではコンピュータで作ったオーケストラの音楽がたくさんあります。

ヴィンテージ・シンセサイザーもソフトウエア音源としてたくさん再現されるようになりました。従来のハードウェアでの製作用の機材を使わず、ソフトウェアに移行するプロのエンジニアの人もいます。

これは楽器と同じ話になりますが、どちらが良いという問題ではなく、それを使って自分が作りたいものが作れるかどうかです。自分がどこに向かっているかを知っていれば、何を使おうが最終的には作品がものをいうのです。

私自身、こういったソフトウェアから様々な恩恵を受けています。それと同時に昔ながらの機材、ハードウェアシンセの良さにも気づきました。これら両方がなければ現在の制作環境は作れないでしょう。

 

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MusicFreaksでは、ソフトウェア音源のデモのために作ったフレーズなど、過去に作った音楽の断片、楽曲制作までに至らなかったものをロイヤリティーフリーの音源として提供させていただいています。

しかしほとんどの場合、楽曲として制作したものは「著作権」によって管理されます。初期の創作の断片は掲載していますが、今後の完成された楽曲は音楽配信という形で発表していくことになります。

iTunes、Spotifyなどの音楽配信ではスタイルによって、



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